2022年06月02日 09:10

タイトル:ウィプラッシュ/パワー・アンド・ペイン

タタキ:これを聴かずに死ねるか!
米国ニュージャージー州出身のスラッシュ・メタル・バンド、ウィプラッシュの86年発表デビュー・アルバムにして金字塔となる作品が遂に初CD化リリース!!

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WHIPLASHは説明不要のニュージャージー州出身スラッシュバンドで、1986年に発表されたこのファーストアルバムは超がつく名盤ですね!僕のフェイバリットの一つなのです^ ^
まず全曲が名曲なのですが、特にstage dive、message in blood、warmonger、power thrashing death、stirring the cauldron、spit on your grave、nailed to the crossは、アルバムに1曲でも入っていればいいよねっていうレベルのキラーソングです。そんな強力な曲がこんなに入っているなんて…!
そして凄いのはアルバムの最後です。初めて聴いた時の事。spit on your graveで"最高のハイライト" を迎え、全力で走り切ったかのような清々しい気持ちでCDを取り出そうとしたところ…。
「おっと、もう一曲始まったぞ。そうか、あともう一曲あるのか。どれどれ、nailed to the crossという曲か。やけにイントロが長いな…。この最高の気分を害されたら困るぜ…。」
そんな気持ちで聴いていた僕は、曲の本編が始まった瞬間にぶっ飛んでしまいました。そう、nailed to the crossは"最高のハイライト" を超える"超最高のハイライト"だったんです!全曲聴き終えた時僕はスピーカーに向かい、疑ってしまい本当に申し訳ございませんでしたと言いながら土下座して謝りました(?)。好きすぎていろいろ書いてしまいましたが、とにかく最強のスラッシュメタルアルバムの一つだと思います。
そんなわけで帯を作ってみました!

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帯のレーベルは当時のroadrunner recordsの国内ライセンスをほぼ全て担っていたFEMS帯にしました。このアルバムはroadrunner price killers seriesとして90年に初CD化されていますので、今回はシリーズモノの帯を意識して作成してみました。ただこれが結構難しくて、当時FEMSからはシリーズモノのリリースはほとんど無く、また個人的に大好きなアルバムですのでどんなデザインがカッコいいのかいろいろ悩んでしまい、構想自体は1年くらい前から考えてはいたのですがなかなか手が付けられませんでした…。
"FEMSっぽいけど他とはちょっと違う感じ"を出したかったので、当時あまり無かった横書き文字の帯にして色でFEMSっぽさを出す方向でまとめてみました。

今回はかなり難しいテーマ設定をしてしまったので非常に時間がかかりましたが、上手く仕上げられて大満足です^ ^

2022年06月01日 06:43

タイトル:アセッサー/インヴェイズ

タタキ:チェコスロバキアから進化形スラッシュ・メタル・バンド、アセッサー登場!!

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ASESSORはチェコスロバキア出身のバンドで、リズムがヨタレたりする若干ポンコツ臭が入ったデス/スラッシュです。ちょっとマニア向けですがご当地スラッシュ好きならば普通に聴けるバンドだと思います。チェコスロバキア系バンドの帯をまとめて作っていた流れで、このアルバムも帯を作ってみました!

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チェコスロバキア系バンドの帯はテイチク帯をメインに作っていましたが、今回はちょっとイメージを変えてFEMS帯にしてみました。このアルバムはglobus internationalというチェコのレーベルから出ているのですが、ここはroadrunnerなどの大きなレーベルの作品をライセンスでリリースしていましたので、FEMSでも違和感なく収まる気がしました。
帯のタタキはなかなか良い謳い文句が思い付かなくて進化形スラッシュと書きましたが、特に進化した感じの音楽性ではないです(^^;

2022年05月29日 22:14

タイトル:マグナス/アイ・ワズ・ウォッチング・マイ・デス

裏面タタキ:猛者がうごめくポーランド・アンダーグラウンド・シーンの超強力アクト、マグナスが完成させた通算2作目にしてシーンのトップに躍り出る傑作。Slayer直系のスラッシュ・メタルをデス・メタルの領域にまで進化させたウルトラ・バイオレンス・サウンド!

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MAGNUSはポーランドのデス/スラッシュバンドで、以前1stアルバムの帯を作った事がありますが今回は2ndアルバムになります。
1stアルバムの時点ではかなりマニア向けのダーティーなユーロ・マイナースラッシュという感じでしたが、この2ndでは別バンドかと疑うくらいに全てにおいてレベルアップしています。例えるなら同じポーランドのデスメタルDRAGONの2ndから3rdへの変貌みたいな感じでしょうか。
まずサウンドの迫力が全然違うのと、さらに曲もいちいちフックのあるリフと迫ってくるような曲構成が絶妙で、しかもこれらがちゃんと噛み合ってるから単純な足し算以上のパワーを生み出してます!すごいアルバムだ…。
好きすぎて色々書いてしまいましたが、そんなわけで帯を作ってみました!

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アルバムはスイスのblackend recordsというマイナーレーベルから1992年に発売されていて、もちろんこのレーベルは当時日本からライセンスリリースはされていませんが、個人的には一級品の内容なので思い切ってビクター帯にしてみました。他にはテイチクもいいかなーなんて思ったんですが、ビクターの方が合わせてみてピッタリはまったような気がしました。

2022年05月28日 04:49

タイトル:ヴェアマクト/ビアーマクト

タタキ:世界最速スラッシュ・メタル・バンド、ヴェアマクトの最新セカンド・アルバム!!
ビールまみれのスピード野郎共は、いつでもどこでもやりたい放題さ!

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WEHRMACHTはニュールネ出身のクロスオーバースラッシュで、このレーベルの中では比較的成功した部類に入るバンドだと思います(多分…)。ちなみに呼び方はヴェアマクトだったりヴェアマハトだったり国や言語によって少し発音が違うみたいですね。
この作品は2ndアルバムで1stアルバムに続いてスラッシュの名盤ですね!ちょっとファニーな雰囲気が好き嫌い分かれそうなところですが、体感速度だけで言えば間違いなく世界最高レベルだと思います。
そんなわけで帯を作ってみました!

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ニュールネッサンス系CDの帯は以前に何タイトルかVAP帯で作成していますので、今回も同じく80年代VAP帯っぽくしました。帯裏側のディスコグラフィー欄は当時VAPから出ていたG.B.Hなどのハードコア系リリースの帯を真似てピンク一色にしてみました。このWEHRMACHTもハードコア色が強いので雰囲気はバッチリ合っていると思います!あと帯のタタキは80年代〜90年代っぽくダサい感じを狙ってみたつもりです。

2022年05月27日 07:59

タイトル:サクラメント/テスティモニー・オブ・アポカリプス

タタキ:米国ペンシルベニア州から"クリスチャン・スラッシュ・メタル"上陸!
パワーもスピードも一流の強力バンド"サクラメント"デビュー!!

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89年〜90年代初頭に"悪魔"ではなく"神"をテーマにもつ歌詞や世界観のスラッシュメタルバンドが頻繁にデビューしていた時期がありまして、これらのバンドは"クリスチャン・スラッシュメタル"と呼ばれていました。このSACRAMENTもそのクリスチャンスラッシュバンドの一つで、本作は1stアルバムになります。
クリスチャンスラッシュってなんだかソフトなイメージがありますが、実際はそこらのバンドより激しいんじゃないか?と思うようなアグレッシブな音楽性のバンドや、非常に優れた内容のアルバムが多い気がします。
そんなわけで帯を作ってみました!

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このアルバムは1990年にCDが発売されていますので、その年にFEMSからリリースされた国内盤を参考に帯を作成してみました。
今回FEMS帯にしたのは、同じクリスチャンスラッシュバンドBELIEVERの2ndアルバムが当時国内盤でリリースされていたのと、ジャケットの雰囲気がFEMSにピッタリだなと思ったのが主な理由でして、実際かなり違和感なく収まったと思います!


2022年03月22日 10:08

タイトル:ブラッド・フィースト/キル・フォー・プレジャー

タタキ:血に飢えたバイオレンス・スラッシュ・メタルは誰にも止められない。
次代のシーンを担う期待の新星、ブラッド・フィースト!

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BLOOD FEASTはアメリカニュージャージーのスラッシュバンドで、一応B級スラッシュとは言われていますがその中でも知名度は結構高いほうじゃないかなと思います。レーベルはNew Renaissance Recordsからのリリースですが、内容的にも間違いなくこのレーベル最高峰のスラッシュメタルですので、今回帯を作ってみました!

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New Renaissance Recordsの作品は以前にKUBLAI KHANの帯を作った事がありましたので、今回もそれに合わせてVAP帯で作ってみました。
このアルバムはNew Renaissance Recordsの中でも特に好きなアルバムの一つで、いつか帯を作ろうとずっと画策していましたので、無事形になって良かったです^ ^

2022年03月21日 08:08

タイトル:ダーク・ハーフ/リボーン

タタキ:メキシコから現れた地獄の使者、ダーク・ハーフ。
邪悪なエネルギーが漲るファースト・アルバム ここに登場!!

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DARK HALFはメキシコのデスメタルバンドで、知名度はかなりマイナーな部類に入るかと思いますがアルバムの内容はメガトン級のカッコ良さです!音の激化のみに焦点を絞ったようなジャリジャリ、ガリガリ、ザラザラしたギターがかなり特徴的で、これがまた壁のように厚くて凄まじい音です。曲も文句なしにカッコいいし、デス/スラッシュマニアの方は必聴だと思います。
そんなわけで帯を作ってみました!

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このアルバムはメキシコのavanzada metalicaからのリリースなので、前に帯を作ったメキシコのデスメタルBLACKTHORNと同じFEMS帯にしてみました。いろいろなレーベルの帯を試したんですが、FEMSはSEPULTURAをリリースしていたので南米に強いイメージがありましたので最終的にこの帯のデザインが一番しっくり来たんです。

2022年03月19日 22:37

タイトル:ヴァカント・グレイブ/ライフ・オア・デス

タタキ:米国ミズーリ州から突如出現した期待のニュー・ホープ!
アグレッシヴなエナジーに満ちたスラッシュ・メタルの超強力盤がこれだ!

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VACANT GRAVEはアメリカのマイナーデスラッシュで、バンド自身の自主制作で90年にリリースされています。さすがに自主制作盤が国内発売されるわけないんですが、音楽性のイメージからしてFEMSっぽいなと思っていたので、今回帯を作ってみました!

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この手のマイナー系を本当の国内盤っぽい帯に仕上げるのは毎度なかなか難しいのですが、なんとか雰囲気が出るようにまとめられたと思います。

2022年03月14日 08:47

タイトル:ホリファイド/悦楽の園

タタキ:身の毛もよだつ異形の世界をメロディアスに、ダークに、そしてエピカルに描き出す。
ダーク・ゴシックの聖地ギリシャから登場したホリファイドが、誰にも作り得ない新しいデス・メタル・サウンドを提示する!

曲名
1.覚醒
2.エリサフの調べ
3.憤怒は夜明けと共に
4.這いずる沈黙
5.神の谷を下りて
6.セベリアル・ドミニオン
7.アストラル・サブマージョン
8.死にゆく森
9.淫血の洗礼
10.戦いの詩
11.解かれた神
12.死にゆく魂と共に舞い踊れ

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HORRIFIEDも90年代ギリシャ産ゴシックデスメタルバンドで、2000年に入って解散するまでに3枚のアルバムを出しています。
SEPTIC FLESH、ROTTING CHRIST、NIGHTFALLとかの他のギリシャバンドよりも作品数が少なく、また人気や知名度も遥かに劣るようなイメージですが、この1stアルバムはそれらのバンドの代表作を超えてしまうくらい強力な内容です!暗くてゴシカルな雰囲気は同じですがそこに勇壮でエピカルなメロディを足したような感じで、とにかくギターメロディとリフのフックが凄いのです。キラーソングと呼べる強力な曲も数曲入っていて、これは間違いなく名盤レベルの作品だと思っています。
そんなわけでギリシャのバンド続きで帯を作ってみました!

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帯は前回のSEPTIC FLESHと同じくベル・アンティーク帯でレイアウトもほぼ同じにしました。このアルバムのリリースは1993年、そして前述の通り出身もギリシャという事で、自分の中ではほぼ同時期に国内盤化されたという設定のもと作成してみました。

今回久々にアルバムを聴きながら邦題とかを考えてみたんですが、やはりこれは埋もれてしまうのはあまりにもったいないアルバムです。ギリシャのバンドが好きな方、まだ聴いたことがない方は一回でいいのでぜひお試しを^ ^


2022年03月12日 07:38

タイトル:セプティック・フレッシュ/ミスティック・プレイシズ・オブ・ドーン

タタキ:暗く、儚く、そして美しく…。古のロマンティシズムを描き出す闇の調べ。
ギリシャ出身のダーク・ゴシック・デス・メタル、セプティック・フレッシュ。エキゾティックな旋律と身を引き裂かれるようなヘヴィネスが融合した、オリジナリティ溢れるファースト・アルバム!

曲名
1.夜明けの神秘郷
2.淡く美しき過去
3.カルタゴへの帰還
4.三日月
5.キマイラを追って
6.水中庭園
7.鉄仮面の向こう側
8.(モーフィアス)ザ・ドリームロード
9.神話
パート1:哀歌
パート2:果てし無き時

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SEPTIC FLESHはギリシャのゴシックデスメタルで、90年代には2ndから4thアルバムまで輸入盤に帯と解説を付けた国内仕様盤が発売されていました。日本では人気があるイメージがあまりないですが、近作は正規の国内盤も出てて音楽のクオリティは非常に高いです。
そんなわけで帯を作ってみました!

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帯は2nd~4thアルバムを出していたベル・アンティーク帯を参考にしました。当時のベル・アンティーク帯はタタキが長くてちょっと個性的な文章なので、なるべくその雰囲気を出せるようにじっくり考えて作ってみました。

このバンドはメロディ多めのデスメタルといった感じですが、いわゆるメロデスとは明らかに質が違っていて、暗くゴシカルでミステリアスな雰囲気が強いです。90年代前半のギリシャはこの手のバンドが多く活動していて、時折この90年代ギリシャ系バンドが無性に聴きたくなるんです。